こんにちは管理人のみつまめです。
目が覚めると相変わらず、ここち良い鎖骨周辺の筋肉痛で一日が始まる(@^^)/~~~
みつまめの弱点部位、大胸筋上部の厚みをつけるためにもせっせと部位トレを継続中~!
今週は、中野不二男さんの著書でノンフィクション「カウラの突撃ラッパ」零戦パイロットはなぜ死んだか、を読了した。
1991年、今から34年前に出版された文庫本だ。全体がセピア色に染まった時代をさかのぼった中古本の一冊だ。
この1冊を手にした理由は、今世間で注目を浴びている山上信吾さんが講演の中でご紹介されたことが、きっかけとなった。
外務省で40年間、世界を飛び回り相当な経験を積まれ、最後、前駐豪大使を務めあげられた山上信吾さんの推薦する一冊だ。
参考に
山上信吾さんが文芸春秋から出されている著書「日本外交の劣化」(※再生への道)もみつまめがお薦めする1冊だから手に取って読んでみてね。実名入りで強烈に外務省を批判し、過去からの歴史問題を読み解いた、山上さんご自身の「本書は私の遺言である」とも謳っている、今世間で注目されている1冊だよ~。
![]() | 価格:1980円 |

で、話を実際にあったカウラ事件に戻すと、
オーストラリア、ニュー・サウス・ウエルズのカウラ地区にて第二次世界大戦時の1944年8月5日に、この地で起こった日本軍捕虜脱走事件が「カウラ事件」だ。
捕虜収容所の脱走事件として過去史上最多の死者数235名を出した、戦時中の痛ましい事件を背景とした史実の物語だ。
主人公、南忠男(南の国で忠実に任務を終えることを心に秘めた通称名)が脱走を計画し、実行の深夜の当日の合図も、ラッパを吹き捕虜を先導した、しかしその事件の真実がこの一冊に、一つ一つひも解かれている。
南忠男は運よくゼロ戦の不時着から死を免れた。戦時中のさなか人一番、生きようとしていた男が、なぜ無駄な死を遂げたか。
いったい南忠雄とはどういう人物だったのかを、作者は戦時中の膨大な資料・また生き残った様々な仲間からの声をたよりに真実に近づく。
そこには戦時の今ではあやまった空気感が国全体に漂っていた。
「きさまそれでも帝国軍人か・・・」
その一言で空気感が変わるほどだ(;^_^A
若者が戦時中、お国のために死んでいく。またその反面生き残った人たちの心の葛藤もある。
10代・20代の未来ある若者が大切な命を犠牲にしてまで国のために死んでいく。。
零戦の特攻隊の若者の気持ちを考えると涙がでるほどだ。
またその家族の気持ちを考えるとほんとに言葉がでない。
いろいろと考えさせられた一冊になった。
山上信吾さん曰く、今このカウラの戦没者の墓地の横には、すばらしい日本庭園が広がっているとご紹介されている。
ご自身も豪大使に就かれた時、真っ先に墓地に向かわれ、幾度となく訪れられているそうだ。
みつまめもいつかこの地を訪れることができるなら行ってみたいと願っているからね(@^^)/~~~
次回は、最近買った健康グッズもご紹介しながら、健康のありがたみを皆さんと共有するね(@^^)/~~~
ほんとに今の時代はしあわせだよ~・・・
じゃ~またね!バイバイ(@^^)/~~~

★春の訪れ、桜のシーズンまじかだよ~